前回のおさらいと注意。
前回は朝起きてから手術室で麻酔をかけてもらったところまで書きました。
今回はついに手術が始まります。
これから帝王切開を予定している方の不安を助長してしまうかもしれません。
気を付けてお読みください。
ついに、お腹、切ります!!
麻酔が効いてくると、いよいよお腹が切られます。
顔の前に布がかけられてお腹が見えないようになっています。
切られているときは、痛みを感じることなくお腹が触られているような感覚でした。
電気メスを使ったのか、焦げ臭い感じもしてちょっと気持ち悪くなりました…。
上を見ると煌々と照らしているライトに自分のお腹が切られているのが見えました。
なかなかショッキングでさすがに目を背けました。
みなさんもライトの反射にはお気を付けください。
その後、お腹を広げているからなのか、お腹の右側が引っ張られて痛みを感じました。
その時は「麻酔をしてても少しは痛いんだなー」ぐらいの我慢できる痛みでした。
するとだんだん痛みが増してきて…。
看護師さんが私の顔を見て「痛いですか?」と聞いてくれたため
「お腹の右側が引っ張られて痛いです」と伝えたところ
「あー、そうですね、今そこ器具で広げているので痛いかもしれないですね。」とのこと。
もう少し我慢です、と手を握ってくれました。
看護師さんの手ってどうしてあんなに安心感があるんでしょう?
ぎゅっと手を握ってもらっただけでなんだかホッとしました。
本当にありがたかったです。
そろそろ出てくるかなーという時、
やっぱりどうしても痛くてもう一度看護師さんに伝えました。
すると「そうですね、痛いですねー」と看護師さん。
(え、我慢ですか?これは麻酔追加案件ではないですか!?)
と思いましたが、ただただ我慢し続けました(笑)
もし痛かったらちゃんと伝えたほうがいいです、。
絶対我慢しなくていいと思うんです、私は。
「はい、出ますよー。」
羊水がザバーっと流れていく感覚が分かりました。
「あー、こりゃ羊水過多とも言われるわ」と思った記憶があります(笑)
なんて思ってたら、突然医師から「はい、出ますよー」
続いて一同「「おめでとうございますー」」の声。
あんまり皆さん冷静な声で言うもんで
何を言われたのか理解するのに数秒かかりました(笑)
すると遠くから泣き声。か細い声で2回だけ聞こえました。
すぐに挿管されてしまったため、その後声を聞くことはできませんでした。
産声を聞けたのは私だけ、というのが残念でしたが
可愛い声が聞けて良かったです。
まだ赤ちゃんの姿も見ていないのに勝手に涙がボロボロ出てきて、看護師さんが拭いてくれました。
「よく頑張ったね、生まれてきてくれてありがとう。」
そんな気持ちでいっぱいでした。
しばらくすると小児科の先生が赤ちゃんを連れてきてくれて
保育器に入れられたおそらさんをはじめて見ることができました。
すでに人工呼吸器がつけられているため、カンガルーケアはさせてもらえなかったですし
触れることもできなかったですが、ただただ我が子が可愛くて、愛おしくてたまりませんでした。
ほんの数秒しか一緒に居られなかったですが、自然と赤ちゃんを「そら」と頭の中で呼んでいて
絶対にこの子の名前は「そら」にする、とそこで決めてしまいました(笑)
直前まで全然決まってなくて迷っていたのに不思議です…。
お腹、縫合。
その後はお腹を閉じるだけ。引っ張られていたところがジンジンと痛かったですが、
針でチクチク縫われている痛みは感じなくて「よかったー」とホッとしました。
余談ですが、縫合は二人の医師が左右から同時にしてくれて
右側はとってもきれいになりましたが、左側はちょっとガタガタで
今でも左だけ変な傷跡が残っています(笑)
縫合中は放心状態でした(笑)
張っていた気が抜けたのか、何も考えられなくなっていました。
どうやって病室に帰ったかも覚えていません…。
病室に母と夫がいたことだけ覚えてます(笑)
たぶん何か声をかけてもらったのですが、それも覚えていません。
麻酔と疲れからか、そのまま眠りに落ちたような気がします。
次回
次回は術後の話を書いていきます。
正直、帝王切開よりも術後の方がしんどかった覚えがあります。
胎盤や臍の緒などの写真もありますが
さすがに胎盤の写真は載せないと思います(笑)
それでは、次回もぜひ読んでくださいね!




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